がんを克服

がんを克服するために

がんを克服するために必要なことは、決してあきらめないことです。

がんだからと言って100%死んでしまうとは限らない
初期や中期のがんならば、なおさら希望が持てますよね。

だって末期でもがんを克服した例があるのですから・・・
がんに効く食品やサプリメントを摂ってがんの進行を遅らせ、あわよくばがんを死滅させてしまえば良いのです。

ある統計によると、がんになってしまった人でも絶望してしまった人の方が早く亡くなってしまう。前向きに明るく過ごしている人の方ががんの進行が遅く長生きするとありました。

少しでもがんを治す時間が多ければ、がんを克服する可能性が多いという事なので、是非がんになっても明るく前向きに一日一日を過ごしてください。

家族や友達などみんながんを克服することを願っているのですから・・・
長い時間生き続けていれば、今以上にがんに効く薬が開発されるかもしれません。医療もどんどん進んでいますからね。
あきらめないで頑張りましょう。

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このセミナーでは、ブログに書けないようながん克服のための情報を発信しています。

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タグ:がん

がんの種類

膀胱がん【がんに効く食品サプリメント】


1.膀胱がんとは

膀胱は骨盤内にある臓器で、腎臓でつくられた尿が腎盂、尿管を経由して運ばれた後に、一時的に貯留する一種の袋の役割を持っています。膀胱がたまった尿で伸展されると、それを尿意として感じ、筋肉が収縮することによって排尿して、膀胱より尿を出しきるといった働きがあります。膀胱の表面は移行上皮という名前の上皮でおおわれ、伸縮性に富むことが特徴的です。膀胱がんは、この移行上皮ががん化することによって引きおこされ、組織学的には移行上皮がんが全体の90%を占めています。


膀胱がんの統計
尿路がん(腎盂、尿管、膀胱)の中で、膀胱がんが最も死亡数が多く、7割以上を占めます。罹患(りかん)数でも膀胱がんが最も多く、尿路がん全体の約半数を占めます。

年齢別にみた膀胱がんの罹患率は、男女とも60歳以降で増加し、40歳未満の若年では低いです。また、男性のほうが女性より膀胱がん罹患率が高く、女性の約4倍です。

罹患率の国際比較では、膀胱がんは欧米白人で高く、日本人を含む東アジア系民族では、本国在住者、アメリカ移民ともに低い傾向があります。

膀胱がんの原因
膀胱がんの確立されたリスク要因は喫煙であり、男性の50%以上、女性の約30%の膀胱がんは、喫煙のために発生するとの試算があります。また、職業性曝露(ばくろ)による、ナフチルアミン、ベンジジン、アミノビフェニルも確立したリスク要因とされています。発展途上国では、ビルハルツ住血吸虫症がリスク要因である可能性が高いとされています。その他、リスク要因の候補として、フェナセチン含有鎮痛剤、シクロフォスファミド、コーヒー、塩素消毒した飲料水が挙げられていますが、疫学研究では一致した結果は得られていません。

膀胱がんのタイプ
膀胱がんは、大きく分けて3つのタイプがあります。

 1.肉眼的に、ちょうどカリフラワーか、いそぎんちゃくのように表面がぶつぶつとなっているかたちをしたがん(乳頭がんともいいます)で、膀胱の内腔に向かって突出しています。しかし、がんの病巣は、膀胱の粘膜にとどまっていることが多く(表在性がん)、転移や浸潤(しんじゅん:がんが周囲に拡がること)をしないものです。
 2.1.のタイプのがんと異なり、がんの表面は比較的スムーズ(非乳頭がん)で、こぶのように盛り上がったものから、膀胱粘膜下に進展して粘膜がむくんで見えるものまでさまざまです。このがんは、膀胱を貫いて、壁外の組織へ浸潤しやすく、また転移しやすい特徴があります。
 3.膀胱の表面には、ほとんど隆起した病変を生じませんが、膀胱粘膜壁に沿って悪性度の高いがん細胞が存在している状態(上皮内がん)です。初期のがんではありますが、無治療でいると浸潤性のがんになっていきます。

これらのがんでは、それぞれ性格がかなり違っているために、どのタイプであるかによって治療法が異なってきます。また、膀胱がんは膀胱内に多発する傾向があるばかりか、尿の流れの上流である尿管や腎盂にも同様の病変が存在している場合がありますので注意が必要です。


2.症状

1)肉眼的血尿
膀胱がんの初発症状として、最も多く認められる症状です。膀胱炎と違って、痛みは伴わないことが一般的です。数日経過すると突然血尿が止まってしまう場合がありますが、心配ないということは決してありません。しかし、血尿があるからといって、必ずしも膀胱がんをはじめとする尿路系のがんがあるとも限りません。

2)排尿痛
ときに、膀胱がんの初発症状が排尿時痛や下腹部の痛みで出現する場合があります。この症状は膀胱炎と非常に類似していますが、抗生剤を服用してもなかなか治らないことが特徴です。

3)背部痛
初発症状になることはまれですが、膀胱がんが拡がり尿管口を閉塞することによって、腎臓がつくり出した尿が膀胱まで流れず、尿管、腎盂が拡張してくることがあります。これを水腎症と呼んでいますが、水腎症になると背中の鈍痛を感じることがあります。


3.診断

膀胱がんは、膀胱鏡を行うことによってほとんどが診断できます。尿にがん細胞が落ちているかを調べる尿細胞診も有効な検査です。しかし、小さな乳頭状のがんでは、尿細胞診ではっきりがん細胞と断定できないことがあります。ひとたび膀胱がんが見つかった場合には、他のがんと同様に、CTや胸部X線撮影、腹部のエコーなどでその拡がりと転移の有無を調べる必要があります。しかし、乳頭状のがんは転移したり局所で浸潤するようなことはまれですので、必ずしも全身の転移の検索は必要ではありません。また、膀胱にがんが見つかった場合、同じ移行上皮でおおわれている腎盂・尿管にも同様のがんが見つかる場合がありますので、腎盂・尿管の病変の有無をチェックする排泄性腎盂造影検査を行う必要があります。がんの確定的な診断には、腰椎麻酔下に膀胱粘膜生検が必要です。


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国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載

がんの種類

前立腺がん【がんに効く食品サプリメント】


1.前立腺がんとは

前立腺の構造
前立腺は男性にだけあり、精液の一部をつくる臓器です。前立腺は、恥骨(骨盤を形成する骨のひとつで、下腹部に触れることができます)の裏側に位置し、栗の実のような形をしています。この前立腺にがんが発生する病気が前立腺がんです。


前立腺がんの統計
年齢別にみた前立腺がんの罹患(りかん)率は、65歳以上で増加します。罹患率の年次推移は、1975年以降増加していますが、その理由の1つは、Prostate Specific Antigen (PSA)による診断方法の普及によるものです。この方法によって、従来の直腸指診では困難であった早期のがんが発見されるようになりました。

死亡率の年次推移は、1950年代後半から90年代後半まで増加し、その後横ばい状態です。

日本人の罹患率は、欧米諸国およびアメリカの日系移民より低く、欧米諸国の中ではアメリカ黒人の罹患率が最も高い傾向があります。

前立腺がんの発生
がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。

前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると 日本人でも70歳を超えると2〜3割、80歳を超えると実に3〜4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるということです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差があり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が高いとされています。

前立腺がんの原因と予防
前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。動物実験などから、アンドロゲンが前立腺がん発生に重要な役割を果たしているのではないかと考えられてきましたが、現在のところ、疫学研究ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘されています。

食事・栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜・果物、カロテノイド(なかでもリコペン)、ビタミンE、セレン、ビタミンD、イソフラボンなどが候補に挙げられています。喫煙、体格、アルコール、身体活動についても、関連の可能性が探られています。


2.症状

他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。

前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。


3.診断

PSA検査
前立腺がんの診断に関して、最も重要なのは前立腺特異抗原(PSAピーエスエー)とよばれる腫瘍マーカーの採血です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーであり、基本的に前立腺の異常のみを検知します。PSA値の測定は前立腺がんの早期発見に必須の項目です。ただPSA値が異常であれば、そのすべてががんになるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりません。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4〜10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には25〜30%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合には50〜80%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。

PSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、PSA値が1.1 ng/ml〜正常値以下では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン 2006年版 日本泌尿器科学会編 金原出板)

PSA値に異常が認められる場合
PSA値に異常が認められる場合、専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。

確定診断のための前立腺生検
PSA値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6ヵ所かそれ以上から組織を採取する「系統的生検」が一般的です。これは画像で異常がない場所からも前立腺がんが発見されることが多々あり、診断率を高めるためにある程度の本数が必要だからです。

グリーソンスコアー
顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をグリーソンスコアーとよばれる病理学上の分類を使用して表現します。これはがんの悪性度を5段階に評価するものです。「1」が最もおとなしいがんで、「5」が最も悪いがんを意味します。前立腺がんの多くは、複数の、悪性度の異なる成分を有しているため、最も多い成分と次に多い成分を足し算してスコアー化します。これがグリーソンスコアーです。たとえば最も多い成分が「3」で次に多い成分が「4」の場合、「3」+「4」=「7」と評価されます。グリーソンスコアーの解釈ではスコアーが「6」か、それ以下は性質のおとなしいがん、「7」は前立腺がんの中で最も多いパターンで中くらいの悪性度、「8」〜「10」は悪性度の高いがんと理解されます。この分類は治療法を考えるうえでとても大切です。

画像診断
前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、Computed Tomography(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、Magnetic Resonance Imaging(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。

CTはリンパ節転移やがんの周辺への進展の有無を確認するために施行されます。MRIでは前立腺内でがんが存在している場所や前立腺内にがんがとどまっているか、あるいは前立腺外への進展がないか、精嚢への浸潤がないか、など特に治療として手術療法が考慮される場合には有用な情報が得られます。ただ全例に必要というわけではなく、専門医は状況を判断して必要な場合にどちらか、あるいは両方の検査を指示します。

骨シンチでは骨に異常がある場合には集積が強く描出されます。集積の度合いやそのかたよりなどにより骨転移があるかどうかを判定します。


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国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載

がんの種類

精巣腫瘍 (せいそうしゅよう)【がんに効く食品サプリメント】


1.精巣腫瘍とは

精巣は、男性ホルモンを分泌すると同時に、精子をつくり生殖を可能にする臓器です。この2種類の機能を支える細胞は、同じ精巣にありながら別々のものです。男性ホルモンを産生するのは、ライディヒ細胞、他方、精子をつくるもとになるのは精母細胞と呼ばれています。精巣に発生する悪性腫瘍のほとんどは、この精母細胞から発生するもので胚細胞腫瘍とも呼ばれています。

精巣がんの確立したリスク要因は、停留精巣(乳幼児期に精巣が陰嚢(いんのう)内におさまっていない場合)の既往とされています。停留精巣を持つ男性の精巣がんリスクは、そうでない男性の2.5〜11.4倍と報告されています。ホルモン要因と遺伝要因も重要な原因と考えられ、胎児期のエストロゲン曝露(ばくろ)、精巣がんの家族歴もリスク要因の候補として挙げられています。また、後天性免疫不全症候群(AIDS)、耳下腺睾丸炎、EB(Epstein-Barr)ウイルスなどの感染症で精巣がんのリスクが高くなることから、免疫系もリスク要因である可能性が指摘されています。



精巣に発生する胚細胞腫瘍は、顕微鏡で観察した病理組織像により下記のように分類されます。

精巣にみられる胚細胞腫瘍の病理組織像による分類

(1) セミノーマ(精上皮腫)
セミノーマの像からのみ成り立っている場合

(2) 非セミノーマ
次の中から、少なくとも1種類が構成成分の中に見られる場合

胎児性がん
卵黄嚢腫(らんおうのうしゅ)
絨毛がん
奇形腫

セミノーマと非セミノーマの分類は、その後の治療方針を決定する上で非常に重要です。その理由は、セミノーマでは抗がん剤を投与する化学療法と放射線療法がともに有効で、他方、非セミノーマでは化学療法は有効ですが、放射線療法は有効でないからです。

年齢別にみた精巣がんの罹患(りかん)率は、20歳代後半から30歳代にかけてピークがあります。また、40歳未満の罹患は全罹患数の約3分の2を占めます。精巣がんによる死亡が、がんで亡くなる人全体に占める割合は1%未満です。罹患率の国際比較では、欧州諸国は日本の2倍以上であり、アメリカでは人種を問わず高い傾向があります。組織学的分類では、胚細胞腫瘍が全体の約95%を占め、そのうちセミノーマが約70%、胎児性がんと複合組織型がそれぞれ約10%、卵黄嚢腫、絨毛がん、および奇形腫がそれぞれ数%となっています。


2.症状

多くの場合、痛みや発熱を伴わない陰嚢の腫大に気づくことで発見されます。常に気をつけて精巣の大きさやかたさに注意していない限り、精巣内のしこりが小さい時期に自分で発見することは困難です。ときに、精巣を強打して、はじめてその腫大に気づくこともあります。陰嚢内にかたいしこりを触れる場合、精巣上体(副睾丸)炎や精巣軸捻転などの病気が多いのですが、これらの疾患では多くの場合、痛みや発熱などの症状を伴うことが特徴です。また、無症状のままで陰嚢内にしこりを触れる特殊な場合として、結核菌による精巣上体(副睾丸)炎や陰嚢内に水がたまる陰嚢水腫などの疾患があります。

転移病巣による症状で発見されることもあります。例えば、腹部大動脈や大静脈の周囲のリンパ節が非常に大きくなった場合には、心窩部(しんかぶ:みぞおちのあたり)にかたい大きなしこりを触れたり、このしこりによる腰痛を訴えるようになります。この痛みは、あおむけに寝ると強くなります。また、多数の肺転移があると、息切れが強くなったり、咳とともに血液の混じった痰が出るようになります。


3.診断

最初に陰嚢内のしこりについて確認します。腫瘍が小さく、精巣の一部を占めるだけの時には、触診でやわらかい精巣の中のかたいしこりとして触れます。このようにしこりが小さい時には、超音波検査で精巣内の様子を観察することができます。腫瘍が精巣内をほとんど占拠するようになると、精巣全体がかたいしこりとして触れます。精巣が全体にかたくなった時期では、左右の大きさの差、かたさの相違などから自己判断もできます。部屋を暗くして直接に陰嚢に光をあてて、どの程度、光線を通すか(透光性)を確認します。水が貯留した水腫では全体に明るく、光が通るのが見えます。超音波検査で、腫瘍か水腫かの判断もできます。

悪性腫瘍が疑われた場合には、この腫瘍は非常に速く増殖し、転移しやすいという特徴がありますので、診断の意味も込めて直ちに精巣を摘出する手術をします。もし、転移がなければ原発病巣を摘出するだけで根治したことになります。

精巣原発の胚細胞腫瘍の診断において、腫瘍マーカーの役割は非常に重要です。腫瘍マーカーとは、腫瘍細胞が産生する物質で、腫瘍の種類や量を知る目印になるものです。腫瘍マーカーには、αフェトプロテイン(AFP)、HCGあるいはHCG-β、ときにLDHなどがあり、この腫瘍マーカーの種類と存在する病理組織像の間には相関があります。そこで、腫瘍マーカーの数値により、病理組織が推定できるわけです。ただし、すべてのタイプの腫瘍が腫瘍マーカーを産生するわけではありません。セミノーマや奇形腫では、多くの場合腫瘍マーカーは上昇しません。

原発病巣の診断が確定したら、次に転移の有無に関する診断を開始します。精巣に発生した胚細胞腫瘍は、他臓器にみられる悪性腫瘍と同様に、原発臓器(精巣)にしばらく限局して増大し、やがて転移します。多くの場合、最初に転移するのは腹部大動脈周囲のリンパ節で、精巣からリンパ管を経由して転移します。次いで肺や横隔膜より上のリンパ節、さらに肝臓、脳などに転移します。腹部リンパ節転移や肝転移に対しては腹部CTや腹部超音波検査、ときにMRIなどが実施されます。肺転移に対しては、胸部単純撮影、胸部CTが実施されます。脳転移についてはMRIあるいは、脳CTが実施されます。


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国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載

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腎盂・尿管がん (じんう・にょうかんがん)【がんに効く食品サプリメント】


1.腎盂・尿管がんとは

左右の腎臓でつくられた尿は、腎杯から腎盂、これに続く尿管と流れていき、膀胱に貯留されます。排尿時には、膀胱から尿道を通って排尿されます。このうち、腎盂と尿管を上部尿路と呼び、ひとつのグループとして扱われています。腎盂、尿管と膀胱、尿道の一部は移行上皮と呼ばれる粘膜で構成されています。尿路に発生するがんは、主に移行上皮がんと呼ばれる種類のがんです。腎盂・尿管がんも多くは移行上皮がんです。

尿路がん(腎盂、尿管、膀胱)の中で、膀胱がんが最も死亡数が多く、7割以上を占めます。罹患(りかん)数でも膀胱がんが最も多く、尿路がん全体の約半数を占めます。年齢別にみた腎盂尿管がんの罹患率は、50歳代から70歳代で高くなります。腎盂尿管がんの罹患率は、男性のほうが女性より多く、2倍以上です。

腎盂・尿管がんについては、喫煙とフェナセチン含有鎮痛剤が、確立されたリスク要因とされています。

腎盂・尿管がんは、膀胱がんと同様、尿路内のいろいろな場所に多発、再発しやすい特徴を持っています。腎盂と尿管や、腎盂と膀胱にがんが同時に認められることもあります。腎盂・尿管がんを治療後、30〜40%程度、膀胱内にがんが発生することが知られています。膀胱がんの治療で、内視鏡手術などを頻回に受けた場合を除けば、膀胱がん治療後に腎盂尿管がんが発生することはまれですし、また腎盂・尿管がんが両側に発生することもまれです。


2.症状
最も多い症状は、肉眼的血尿です。尿管が血液で詰まった場合や、がんが周囲に進行した場合などには、腰の痛み、背中の痛みがおこることがあります。これらの痛みは、尿管結石によるものと同じような痛みです。腎盂・尿管がんでは、尿管が徐々に閉塞した場合には、水腎症と呼ばれる上部尿路の拡張がおこることがあります。この状態があまりに長期にわたると、腎臓の機能がなくなってしまっていることがあります(無機能腎)。片方の腎臓が機能しなくなっていても、もう一方の腎臓が機能をカバーするため、尿の出が少なくなったり、身体がむくむなどの腎不全のような症状は認められません。近年、超音波検査が広く行われるようになって、特別な症状がなくて、腎盂内に腫瘍が偶然発見されたり、水腎症が認められ精密検査の結果、腎盂・尿管がんが発見されることもあります。


3.診断
肉眼的血尿が認められた場合、まず出血源を見つけるために膀胱鏡検査が行われます。頻度的には、腎盂・尿管がんより膀胱がんの発生のほうが頻度が高いので、まず膀胱がんの存在を疑って検査します。膀胱内に腫瘍が見つからない場合、左右の尿管口より出血がないか確認します。

また、尿のがん細胞の有無を確認する尿細胞診検査を行います。尿細胞診ではがん細胞の存在のみならず、がん細胞の異型度も判定できることがあります。異型度は、がん細胞のかたちや大きさ、細胞間のまとまりなどをもとに個々のがん細胞の持つ浸潤や転移する能力(悪性度)を表現したものです。グレードとも呼ばれ1、2、3の3段階に分かれており、1は最もおとなしく、3は最も悪性の度合いが高いがん細胞です。

続いて腎機能に問題がなければ、排泄性腎盂造影(DIP)と呼ばれる検査が行われます。この検査は、造影剤を静脈より点滴し、何回かX線撮影を行う検査です。この検査によって、造影剤が腎臓から腎盂や尿管に排泄される状況、腫瘍の有無などの異常がわかります。

腹部超音波検査も簡便で有用な検査です。この検査によって腎盂内の腫瘍の有無や、水腎症の有無、リンパ節転移の有無などが把握されます。

以上の検査によって異常が指摘されれば、逆行性腎盂造影(RP)が実施されます。この検査は、膀胱鏡下に尿管口より細いカテーテル(チューブ)を尿管から腎盂に向けて挿入します。この時、尿管から直接尿を採取し、尿細胞診検査を行うことがあります。さらにこのカテーテルから造影剤を注入します。この検査は、DIPでは造影効果が不十分であった部位やその他の異常を明確にすることができる非常に診断的価値の高い検査法です。カテーテルがどうしても挿入できない場合や、尿管の下端だけしか造影されない場合などは、超音波をガイドに直接、腎盂を細い針で穿刺し造影することがあります。

がんの拡がりを調べるため、CTや骨シンチグラフィー(ラジオアイソトープを使った骨のX線検査)、胸部X線撮影などを行います。これらの検査で骨、肺、リンパ節、肝臓などへの転移の有無が確認されます。


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国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載