がんを克服するために必要なことは、決してあきらめないことです。
がんだからと言って100%死んでしまうとは限らない
初期や中期のがんならば、なおさら希望が持てますよね。
だって末期でもがんを克服した例があるのですから・・・
がんに効く食品やサプリメントを摂ってがんの進行を遅らせ、あわよくばがんを死滅させてしまえば良いのです。
ある統計によると、がんになってしまった人でも絶望してしまった人の方が早く亡くなってしまう。前向きに明るく過ごしている人の方ががんの進行が遅く長生きするとありました。
少しでもがんを治す時間が多ければ、がんを克服する可能性が多いという事なので、是非がんになっても明るく前向きに一日一日を過ごしてください。
家族や友達などみんながんを克服することを願っているのですから・・・
長い時間生き続けていれば、今以上にがんに効く薬が開発されるかもしれません。医療もどんどん進んでいますからね。
あきらめないで頑張りましょう。
私はこれをおすすめします。
癌克服レシピ 井上俊彦 口コミ
がんを克服
がんに効くコラム
◇ ◆ 癌めーる 521号 (2009年9月30日)ニュース版 ◆ ◇
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◇ ◆ 癌めーる 521号 (2009年9月30日)ニュース版 ◆ ◇
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【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:朝日俊彦 「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと―
06:口コミ情報局
07:ミニ知識コーナー
08:イベント
09:書籍(新刊本案内)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆01:今週のインターネット◆
乳がん:治療時の関節痛解消する運動を動画配信−アストラゼネカ
http://mainichi.jp/life/health/archive/news/2009/09/20090911ddm013100174000c.html
(毎日新聞 2009年9月11日)
「エコナ」出荷停止 発がん物質に変わる恐れある成分
http://www.asahi.com/national/update/0916/TKY200909160312.html
(朝日新聞 2009年9月16日)
フィルターたばこ、がんリスク同じ 「腺がん」罹患率上昇
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009091702000253.html
(中日新聞 2009年9月17日)
旬彩だより アクが少なく優しい味 小松菜
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000410909170001
(朝日新聞 2009年9月17日)
Dr.中川のがんから死生をみつめる:/24 「ワクチン後進国」脱却を
http://mainichi.jp/select/science/news/20090922ddm013070146000c.html
(毎日新聞 2009年9月22日)
弘前大企画 がんの話(83)第5回講演会「乳がん」の質疑・上・下
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290909180001
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290909250001
(朝日新聞 2009年9月18、25日)
「抗体医薬」開発、進む合従連衡 インフル治療にも光?
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200909250415.html
(朝日新聞 2009年9月26日)
歯磨きでがんリスク3割減 1日2回以上が効果的
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092701000276.html
(47News/共同通信 2009年9月27日)
子宮頸がんワクチン承認へ 接種年齢、費用負担など課題も
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090928/bdy0909280000000-n1.htm
(産経新聞 2009年9月28日)
がん患者向け帽子考案
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090925-OYT8T01326.htm
(読売新聞 2009年9月28日)
ミドルエージのための後悔しない生保
http://www.asahi.com/health/seiho/TKY200909280034.html
(朝日新聞 2009年9月28日)
CT検診で死亡減らせる 肺がんで30年のデータ解析 単純エックス線と比較
http://www.47news.jp/feature/medical/2009/09/post-168.html
(47News/共同通信 2009年9月29日)
アスベスト:石綿被害、救済対象疾患拡大へ
http://mainichi.jp/life/today/news/20090929ddm003040074000c.html
(毎日新聞 2009年9月29日)
Dr.中川のがんから死生をみつめる:/25 切れ目ない対策を
http://mainichi.jp/select/science/news/20090929ddm013070125000c.html
(毎日新聞 2009年9月29日)
富士フイルムと国立がんセンター東病院、大腸がん患部を高精度撮影
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090929AT1D250A828092009.html
(日経新聞 2009年9月29日)
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◇編集部 今週の一押し記事◇
【今週のインターネット】より
フィルターたばこ、がんリスク同じ 「腺がん」罹患率上昇
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009091702000253.html
(中日新聞 2009年9月17日)
健康被害を少しでも減らそうというフィルター付きのたばこが数十
年前から普及し、肺がんの一種「扁平(へんぺい)上皮がん」は減
ったものの、同じ肺がんの「腺がん」が増加し、肺がん全体が減少
しない一因になっていることが、愛知県がんセンターの伊藤秀美・
がん情報研究室長(39)らの調査で分かった。10月1日から横
浜市で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。
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◆02:厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
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2009年9月14日(月)
[報、行] 腸管出血性大腸菌O157食中毒の発生について(ペッ
パーランチ)(第7報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0914-4.html
[行] 概算医療費データベース
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken03/01.html
[記] 平成21年9月11日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0911.html
2009年9月15日(火)
[報、行] 腸管出血性大腸菌O157食中毒の発生について(ス
テーキのどん)(第4報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0915-1.html
[審] 第15回薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行
政のあり方検討委員会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0729-1.txt
[審] 第4回厚生科学審議会科学技術部会ヒト幹細胞を用いる臨床
研究に関する指針の見直しに関する専門委員会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0915-3.html
[報、行] 飲食チェーン店における腸管出血性大腸菌O157食中
毒対策について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0915-2.html
[審] 第1回化学物質のリスク評価に係る企画検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0714-2.txt
[報、ト] 牛海綿状脳症(BSE)のスクリーニング検査結果について(月報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1018-6.html
[審] 平成21年9月7日疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分
科会議事要旨
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0914-2.html
2009年9月16日(水)
[審] 第23回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会
資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0910-2.html
[記] 平成21年9月15日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0915.html
[重、行] インフルエンザ迅速キットの生産計画について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[重、行] 通常流通用インフルエンザウイルス薬の供給状況について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[重、行] 新型インフルエンザに係る医療体制に関する調査結果について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
2009年9月17日(木)
[審] 平成21年7月22日疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審
査分科会審議結
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0722-2.html
2009年9月18日(金)
[審] 平成21年5月28日薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/txt/s0528-14.txt
[審] 平成21年5月28日薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0528-14.html
[ト] 平成20、21年度新たに収載された診療報酬における後発医薬品
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/06/tp0620-1.html
[報、重] 血液凝固因子製剤の納入先医療機関の調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0918-2.html
[報、緊、重] フィブリノゲン製剤納入先医療機関の追加調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0918-1.html
[緊] B型肝炎・C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(血液凝固
因子製剤納入先医療機関名等の公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0701-2/index.html
[緊] C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン製剤
納入先医療機関名の再公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/01/h0117-2/index.html
[行] 新型インフルエンザ対策(A/H1N1)ぜんそくなどの呼吸器疾患のある人へ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
[行] 新型インフルエンザ対策(A/H1N1)糖尿病または血糖値が高い人へ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
2009年9月19日(土)
[組] 長妻昭 厚生労働大臣プロフィール
http://www.mhlw.go.jp/general/sosiki/profile/daijin.html
2009年9月24日(木)
[審] 第4回麻しん対策推進会議資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0909-9.html
[審] 第50回石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/s0828-4.html
[行] 新型インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html
[審] 第16回薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行
政のあり方検討委員会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0930-4.html
2009年9月25日(金)
[行] インフルエンザ脳症ガイドライン改訂版(平成21年9月)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_medical.html
[審] 第18回ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再
発防止検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1005-2.html
[行] シンポジウム「医療事故を調査・評価する新たな仕組みについて
〜安心・信頼しあう医療を求めて〜」の開催について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/index.html
[記] 平成21年9月17日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0917.html
[審] 第2回化学物質のリスク評価に係る企画検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0915-5.html
[行] ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/iryousaisei.html
============================================================
◆03:今週の番組予定◆
●9月30日(水)13:05〜13:20 / NHK教育
きょうの健康(再)
▽がんと共存▽効果的なリハビリ
●10月1日(木)02:35〜03:30 / フジテレビ
FNSドキュメンタリー大賞
「がけっぷちナースの純真〜乳がんから始まった日々〜」
●10月2日(金)18:30〜19:30 / LaLaTV
LaLa女性外来スペシャル「乳がんとともに生きる2」
◇乳がんの再発、転移。体をトータルにケアしながら行う薬物療法
やメンタル面のフォローにも力を注ぐ、新しい治療分野「腫瘍内
科」を中心とした医療チームの取り組みを紹介、医療者やカウンセ
ラーと 患者たちの姿を追う。
●10月3日(土)17:30〜18:15 / 放送大学
がんの健康科学(’06)第1回 がんの社会医学
▽担当講師:多田羅 浩三(放送大学教授)
●10月4日(日)05:15〜05:45 / NHK
先どり・きょうの健康
▽がんの痛み▽脳ドッグ
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◆04:今週の雑誌◆
●週刊新潮 [2009年10月01日号]
2009年09月24日発売
がんの練習帳/骨への転移
▽中川恵一・東大病院放射線科准教授/乳がん
●週刊現代 [2009年10月10日号]
2009年09月28日発売
花王エコナ「発がん性」で販売停止の真相−健康にいいはずの大ヒ
ット食品
▽福島瑞穂内閣府担当相 他
●財界 [2009年10月13日号]
2009年09月29日発売
医療の現場、最前線を行く!/肺がんの手術
▽中山治彦・神奈川県立がんセンター呼吸器外科部長
●週刊朝日 [2009年10月09日号]
2009年09月29日発売
がん専門医が、がんになってわかったこと−加藤大基、植田健、特
別対談
▽帝京大学病院放射線科・加藤大基医師、千葉県がんセンター泌尿
器科部長・植田健医師
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◆05:朝日俊彦「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと― ◆
クリニックは、10月に入って、少し涼しくなったからでしょう
か、患者さんが増えてきました。皆さん、いくらか夏バテの後遺症
のようなところもありますし、急に冷えたことで、尿が近くなった
ことなども影響しているようです。ありがたいことですが、私の体
調が体調ですので、将来に対する対策を立てる必要があります。娘
夫婦とはいっしょに住んでいますので、毎晩の如く相談をすること
ができます。しかし、実際に点滴による抗がん剤治療を受けて、ど
の程度のダメージがあるのか、体力が回復するまでにはどれくらい
の時間がかかるのか未知数ですので、事務長などを交えた今後の具
体的な対策については、抗がん剤による点滴治療を終えた1週間後
に行うことにしました。
10月10日は入院の日です。本格的な治療が始まります。午前
中のクリニックでの仕事を終えて、中央病院へ行きました。娘が手
続きなどの手伝いを兼ねて、付いてきてくれました。ほんとうにあ
りがたいことです。長年勤務していた病院ですが、入院するのは初
めてです。担当の看護師さんがていねいに説明してくれます。主治
医のS先生がトイレ付の個室を用意してくれていましたので、抗が
ん剤による点滴でトイレに通うのが便利です。それでも、翌日から
の治療ですので、特に入院してもすることはありません。S先生に
無理を言って外出許可をいただき、クリニックで午後の診療をいた
しました。クリニックの経営は、いずれ娘夫婦に譲るのですが、私
としては、できるだけ負担が軽くなるような形でバトンタッチした
い、そのような気持でいっぱいでした。
仕事を終えてから病院へ行きますと、夕食が準備されていました。
うわさでは、病院の食事はひどいものだとか、それほどでもないと
か、比較的おいしくいただけたとか、評価が分かれます。娘が、お
父さん一人で食事をするのは寂しいでしょうから、私も付き合いま
すと、おむすび弁当を広げます。我が家では、妻が孫の食事の世話
をしているはずです。そのような中で、あえていっしょに食事をし
てくれるという娘に、言葉では言い尽くせないほどの感謝と、娘の
ためにもがんばらなければならないというファイトがわいてきまし
た。本当にありがたい限りです。食事をしながら、あれこれクリニ
ックのこと、病気のこと、お腹の赤ちゃんのことなどが話題になり
ます。食事が終った頃に、診療を終えたS先生が来られて、明日か
らの説明をしてくださいました。病気が厳しいことは何度も聞かさ
れています。その後の調子はいかがですかと尋ねられます。抗がん
剤を飲み始めて、少し食欲が出てきたようで、いくぶん楽になって
いるような気がします。そのように言いますと、仕事はどうしてい
ましたかと尋ねます。毎日していましたと答えますと、すごいのう、
と、感心してくれました。抗がん剤の説明を受けながら、ひょっと
して急速に病気が進むことも考えられること、すると、残された時
間はかなり限られてくるということ、などについての説明も受けま
した。心の準備はできていますので、もしもの事態になると、クリ
ニックの経営をどうするかが緊急の課題になります。
------------------------------------------------------------
朝日 俊彦(あさひ としひこ)
【略歴】1946年香川県高松市生まれ。岡山大学医学部卒業。医学博
士。1979年、岡山大学医学部講師、1982年より香川県立中央病院泌
尿器科部長を経て、2007年あさひクリニック(香川県高松市)を開
設。現在、日本ホスピス在宅ケア研究会副理事長、日本尊厳死協会
理事、日本緩和ケア学会評議員、かがわ尊厳死を考える会会長を務
める。1983年からがん告知を始め、学会での報告、全国での講演会
などで、終末期医療についての認識を広める活動を行っている。
著書に「“死ぬ”までに、やっておきなさい 」(主婦と生活社)、
「あなたは笑って大往生できますか」(慧文社)、「笑って死ぬた
めに」(メディカ出版)など。
============================================================
◆06:口コミ情報局◆
●新規のがん治療薬としてのヘッジホッグ経路阻害薬に大きな期待
2009年9月15日 提供:Medscape
きわめて初期の臨床試験の臨床結果ではあるが反応は劇的であり、
研究者はこの手法の将来を有望視している。
Zosia Chustecka
【9月2日】ヘッジホッグ経路の阻害薬として作用する新規の抗がん
療法へのちょっとした興奮が、専門家の間で拡がりつつある。I相
試験の臨床結果であるにもかかわらず、一部の患者で見られた反応
は劇的なものであり、この手法は「きわめて有望」だと、ミシガン
大学(アナーバー)皮膚がん科教授のAndrzej Dlugosz, MDが語っ
た。
Dlugosz博士は、この臨床試験の結果を詳述した論文2本に関連する
『the New England Journal of Medicine』9月2日号オンライン版
の解説記事の共著者であり、Medscape Oncologyの取材に応じて、
この手法に対する大きな興奮の理由を説明してくれた。
博士の説明によると、ヘッジホッグシグナル伝達経路ががんに関与
していることが明らかになったのはおよそ13年前のことだ。この経
路は胚発生における重要な制御因子であり、がんの時に再活性化さ
れるが、そうした再活性化は成人のほとんどの正常組織では必要が
ないとされている。したがって、この経路を阻害することは腫瘍細
胞だけを選択的に攻撃する方法になると期待されている。
早期結果はそれが当てはまることを示していると博士は言う。治療
への反応の中には劇的なものがあり、使用された薬物(GDC-0449、
Genentech社が開発中)には血液毒性が見られなかった。さらに使
用も簡便で、1日1回の経口摂取である。
しかしDlugosz博士は、こうした臨床結果はごく初期のものにすぎ
ないと言う。『New England Journal of Medicine』に報告された
試験のうち、1件は基底細胞がんの患者33名を対象にしたI相試験に
よる結果であり、もう1件は転移髄芽腫の患者1名の症例報告である。
この2種類のがんはヘッジホッグ経路によって引き起こされるもの
であり、腫瘍細胞自身の経路が活性化される変異、すなわち細胞自
己活性化によってがんが発生すると考えられている。
これら2種類のがんで劇的な反応が見られたことは、確かにヘッジ
ホッグ経路に依存していることを示しており、こうした腫瘍の維持
にはこの経路が必要であることが推測できるとDlugosz博士は説明
する。「この経路を遮断すれば、腫瘍の増殖を持続するために必要
な仕組みを止めることができると考えられる」と博士は言う。
同じことはこれまでにも、慢性骨髄性白血病と消化管間質腫瘍の治
療薬であるイマチニブ(Gleevec)で見られた。博士によれば、こ
れはがん経路で決定的に重要な分子を標的にした薬物の一例である。
この薬物の場合では、以前Medscape Oncologyが報道したように、
患者にとってきわめて大きな臨床的便益があり、がんの治療の革命
という評価がイマチニブには惜しみなく寄せられていた。
しかし、ヘッジホッグ経路が関与していると考えられているがんは
他に多数あり、ヒトの悪性腫瘍の30%くらいになるのではないかとD
lugosz博士は考えている。そうした腫瘍としては、膵臓がん、消化
管がん、結腸直腸がん、卵巣がん、前立腺がん、一部の白血病、多
発性骨髄腫などがある。こうした内臓の腫瘍の多くは、ヘッジホッ
グたんぱく質が産生されてがんが引き起こされ、そのタンパク質が
分泌されて、周辺の細胞に影響を及ぼす。次にそうした周辺細胞が
さまざまなタンパク質を分泌して環境を作り上げ、腫瘍を養い、増
殖をさせると博士は説明し、つまり分泌されたヘッジホッグたんぱ
く質はまるで「肥料」のような働きをすると語った。
ヘッジホッグ経路の遮断はこうしたがんの一部のものへの治療に役
立つのではという期待が生れ、多くの実験データのそれを裏付けて
いる。
しかし現時点では「これらの薬物が臨床的にどの程度役に立つのか
ということはまったく分かっていまい」と博士は言う。
現在、別の臨床試験も進められている。Genentech社は基底細胞が
んのII相試験を進めており、その他にも、Infinity社やBristol-My
ers Squibb社などの数社が、がんにおけるヘッジホッグ経路遮断薬
の検証を進めている。研究者主導の臨床試験もいくつか進められて
おり、小児髄芽腫の試験が1つと膵臓がんの試験が1つある。
基底細胞がんでの結果
『New England Journal of Medicine』9月2日号に発表された基底
細胞がん試験は、トランスレーショナルゲノミクス研究所(アリゾ
ナ州スコッツデール)のDaniel von Hoff, MDを始めとし、Genente
ch社の社員数名を含むグループが実施した。研究グループの説明に
よると、対象となった患者33名は、標準治療では奏効しなかったさ
まざまな固形腫瘍の患者68名を登録したもっと大規模なGDC-0449の
I相試験の一部である。
基底細胞がんは通常は外科的に治療するが、再発・拡大することが
まれにあると研究グループは記している。ただし、今回の試験の患
者は、手術、放射線療法、全身療法といった従来の治療選択肢では
もはや反応しなくなった進行腫瘍の患者である。
患者33名のうち、18名が転移がんであり、15名が局所進行がんであ
る。被験者には治験薬を3種類のうち1種類の用量で治験薬を投与し
た(17名が150 mg/日、15名が270 mg/日、1名が540 mg/日)。治療
期間の中央値は9.8か月であった。
33名の患者のうち18名で客観的効果が見られ、CR(著効:完全消失)
が2名、PR(有効:50%以上の縮小)が16名だったとVon Hoff博士らは
報告している。その他の15名のうち、11名ではがんはSD(不変)であ
り、4名ではPD(進行)であった。
治療関連と思われる有害事象としては、疲労感(4名)、低ナトリ
ウム血症(2名)、筋攣縮(1名)、心房細動(1名)があった。グ
レード4の有害事象は1例あった(無症候性低ナトリウム血症)が、
これは治験薬とは無関係と判定された。局所進行がんで部分反応を
示した患者の1名が、持続する有害事象(グレード1の腹痛・疲労
感・体重減少・味覚不全、グレード2の食欲不振)のために8か月後
に治療中断を決めた。
研究グループは分子研究も行なった。治療効果の有無と対応させる
と、「進行がんの増殖と維持はヘッジホッグ経路の活性化に依存し
ている」ことが示された。
「今回の知見により、基底細胞がんにはヘッジホッグ経路が関与し
ていることが確認され、ヘッジホッグ経路を抑制することが手術不
能の腫瘍の治療に役立つことが考えられる」と著者らは結論で述べ
ている。
この試験で対象になった手術不能や転移した基底細胞がんの患者の
人数はきわめて少ないが、基底細胞がん全体はヒトにおいてもっと
も多いがんであると、Dlugosz博士はMedscape Oncologyに対して語
った。典型的な基底細胞がんはほとんどの場合で手術により根治可
能なので、それに対して全身療法を行なうことは適切ではないかも
しれない。しかし、ヘッジホッグ経路阻害薬の局所適用可能な製剤
がもし可能ならば、数多くいる患者にとって有益になるはずだ。特
に、このがんの好発部位である顔面に発生した患者は手術しないこ
とを希望する。
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●画像診断の多用が放射線被曝を増やしている
米国での後ろ向きコホート研究の結果
日経メディカルオンライン 大西 淳子=医学ジャーナリスト
画像診断の適用が増えるにつれて、一般集団における低線量電離
放射線被曝が懸念されるようになった。米Emory大学のReza Fazel
氏らは、医療保険の請求データを分析し、18〜64歳の米国民
では、検査による被曝レベルが自然放射線の年間被曝量とほぼ同等
になっていることを明らかにした。詳細は、NEJM誌2009年8月27日
号に報告された。
実験的、疫学的研究により、検査による低線量の被曝も、固形癌
や白血病の発症リスク上昇に関係することが明らかになっている。
医療従事者を含む職業被曝の危険性がある人々については、実効線
量は厳格に監視され制限されている。しかし、様々な画像診断を受
ける患者に対する監視は十分に行われていない。
著者らは、画像診断による被曝が国民に及ぼす影響を推定するた
めに、後ろ向きコホート研究を行った。
米国の大規模医療保険組織UnitedHealthcareがカバーする5地域
(アリゾナ、ダラス、オーランド、南フロリダ、ウィスコンシン)
の18〜64歳の加入者を分析対象とした。2005年1月1日から2007年12
月31日に加入していた95万人超の保険請求情報から情報を抽出。
治療用の放射線照射は除外し、画像診断にかかわる放射線被曝の
データを入手した。用いられた画像診断法を単純X線撮影、CT、X線
透視撮影(血管造影を含む)、核医学イメージングに分類、解剖学
的な被曝部位は、胸部(心臓イメージングを含む)、腹部、骨盤、
四肢、頭頸部(脳のイメージングを含む)、複数の部位(全身のス
キャンニングを含む)、不明に分類し、画像診断1回当たりの被曝
量を文献に基づいて推定した。これを基に、画像診断による累積実
効線量を推定、集団ベースの被曝率も求めた。
年間実効線量に基づいて、患者を、低レベル(3ミリシーベルト
〔mSv〕以下:自然放射線の年間被曝量以下)、中レベル(3mSv超
で20mSv以下:職業被曝において5年間の年間平均値の上限がこのレ
ベルと定められている)、高レベル(20mSv超で50mSv以下:職業被
曝において1年間の上限に設定されている)、非常に高い(50mSv
超)に層別化した。
3年間に、95万2420人(平均年齢35.6歳、52.4%が女性)のうち6
5万5613人(68.8%)が、被曝を伴う画像診断を1回以上受けていた。
1人当たりにすると平均1.2±1.8回/年で、中央値は0.7回/年、四分
位範囲は0.0〜1.7となった。累積実効線量の平均(±SD)は、1人
当たり年間2.4±6.0mSvだったが、分布の幅は広く、実効線量の中
央値は1人当たり年間0.1mSv(四分位範囲0.0〜1.7)だった。
3年間に1回以上画像診断を受けた患者の割合は、年齢の上昇とと
もに増加した。18〜34歳では49.5%、60〜64歳では85.9%。また、
男性(57.9%)より女性(78.7%)に多かった。累積年間実効線量
も同様で、18〜34歳は1.0±3.5mSv、60〜64歳では5.2±9.1mSv。男
性では2.3±6.1mSv、女性では2.6±5.9mSvだった。
集団全体の被曝率は、中レベルが1000人-年当たり193.8、高レベ
ルは1000人-年当たり18.6、非常に高いレベルは1000人-年当たり1.
9だった。
年齢上昇とともに中レベルから非常に高いレベルの被曝率は上昇。
例えば高レベルの被曝は、18〜34歳では1000人-年当たり4.9だった
が、60〜64歳では52.7になっていた。
また、男女間で比較すると、50歳未満の年代の高レベルと非常に
高いレベルの被曝は、男性より女性に多かった。
被曝の原因として累積実効線量の増加に関わる画像診断の上位20
検査を選出。線量増に最も大きな影響を及ぼしていたのは心筋灌流
イメージングだった。総実効線量の22.1%がこの検査に由来してい
た。また、腹部CT、骨盤CT、胸部CTを合わせると総実効線量の38%
に寄与することが明らかになった。
CTと核医学イメージングを合わせると、検査回数自体は画像診断
全体の21.0%を占めるにすぎなかったが、総実効線量の75.4%がこ
れらに由来していた。逆に単純X線撮影は、検査回数こそ全体の71.
4%と多かったが、総実効線量への寄与は10.6%に留まった。
なお、総実効線量の81.8%が外来で行われた検査によるものだっ
た。
米国では、画像診断は電離放射線被曝源として重要であることが
明らかになった。世界的な自然放射線被曝の年間実効線量は2.4mSv
程度と推定されている。画像診断は国民に対して、それと同等の被
曝をもたらしていた。また、今回のデータから推算すると、米国に
は1年間の累積実効線量が20mSvを超える患者が約400万人いること
になるという。
現在、画像診断は多くの米国人に看過できない被曝をもたらして
いることから、一般集団に対する利益とリスクのバランスが適切に
なるよう、画像診断の適用を最適化する必要がある、と著者らは述
べている。
原題は「Exposure to Low-Dose Ionizing Radiation from Medic
al Imaging Procedures」。
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●ピロリ菌除菌は胃がんを予防するか?
25-Sep-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-09/wjog-dhp092509.php
World Journal of Gastroenterologyの9月14日号に発表される日本
発の論文。
世界で二番目に胃がんの多い山形県で2000-2007年に行われた前向
きコホート研究。ピロリ菌陽性消化性潰瘍患者を除菌群と制酸剤群
で比較した(患者の意思による割りつけなので除菌が3781で制酸剤
が352と均等ではない)。平均年齢52.9才の4133人中、5.6年の平均
フォローアップ期間に胃がんになったのは56例であった。
除菌群と制酸剤群で胃がんの発症に有意差はなかったが、フォロー
アップ期間が長いと予防効果が大きくなる傾向があった。
Mabe K. et al.,
Does Helicobacter pylori eradication therapy for peptic ulce
r prevent gastric cancer?
World J Gastroenterol 2009; 15(34): 4290-4297.
http://www.wjgnet.com/1007-9327/15/4290.asp
(微妙な結果。高齢者に除菌してもあまり効果はない?)
食品安全情報blog
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◆07:ミニ知識コーナー◆
「これは知っている」「ああそうだったんだ」など、知識を再確認
できるコーナーです。
今回のテーマ【各種ガイド手引き(2)】
役立ちマニュアル
兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
http://www.coe-cnas.jp/group_cncr/manual/index.html
終末期がん患者の泌尿器症状対応マニュアル
NPO 日本緩和医療学会
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/urology/urology01.pdf
疼痛コントロールマニュアル 第4版
四国がんセンター
http://www.shikoku-cc.go.jp/kranke/support/manual/manual_4-2.pdf
末期がん患者さんのご家族のための在宅療養マニュアル
高知厚生病院ホスピス
http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/docs/booklet/haraippei2.pdf
癌性疼痛マニュアル(医療用)
東京女子医科大学消化器病センター
http://www.si-clinic.jp/cancernavi/pdf/cptmanual.pdf
重篤副作用疾患別対応マニュアル
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1.html
重篤副作用疾患別対応マニュアル
厚生労働省
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0905011.pdf
緩和ケアマニュアル −癌の痛みは除去できる−
日本医科大学千葉北総病院 編
http://hokuso-h.nms.ac.jp/base/pdf/PMT.pdf
幹細胞ハンドブック
京都大学 物質−細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2009/090401_1.htm
大腸ガンを生きるガイド
日経BP社
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/daicho/index.htm
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◆08:イベント◆
●セミナーin有楽町マリオン会場
日時:2009年10月2日(金)
場所:有楽町朝日スクエア(東京都千代田区有楽町マリオン)
内容:「乳がんをなくす ほほえみ基金」事業の一環として
日本対がん協会が資生堂の協力を得て行う美容セミナー。
・13:00〜14:30「眉・まつ毛の描き方」
・15:00〜16:30「肌色カバー方法」どちらかのコースを選択
対象:乳がん体験者・治療中の患者さん
定員:18人(定員になり次第しめきり)
申込み・問合せ 日本対がん協会ほほえみサポート美容セミナー係
TEL:03-5218-4771
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●講演会「音無美紀子さんに聞く 乳がんは怖くない」
日時:10月3日午後1時から
場所:住友病院(大阪市北区)講堂
内容:音無美紀子さん講演「わたしの乳がん体験談」
外科診療部長 西村重彦氏「乳がんの基礎知識と検診の大切さ」
音無さんと西村さんらによる対談
参加費:無料
定員:150人(定員に達し次第締切)
お申し込み:ファクスに住所、氏名、年齢、連絡先などを明記し、
住友病院企画室(06・6444・3975)へ
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●市民公開シンポジウム がんの痛みやつらさを一人で抱えていませんか
日時:2009年10月10日(土)13時〜17時20分(開場12時)
場所:日比谷公会堂
内容:オレンジバルーンプロジェクトの紹介
内布敦子氏(兵庫県立大学看護学部)
<特別講演1>がん患者が医療を変える
座長:本家好文氏(廣島緩和ケア支援センター)
講師:鳥越俊太郎氏(NPO法人がん患者団体支援機構理事
長)
<特別講演2>世界ホスピス緩和ケアデーにむけてあなたの痛みを癒すもの
座長:加賀谷肇氏(済生会横浜市南部病院薬剤部)
講師:柏木哲夫氏(金城学院大学学長、淀川キリスト教病院名誉ホスピス長)
<シンポジウム>がんの痛みやつらさを一人で抱えていませんか
座長:高宮有介氏(昭和大学医学部医学教育推進室)
田村恵子氏(淀川キリスト教病院ホスピス)
1.緩和ケアに手が届くまで
篠田伸夫氏(認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク副理事長)
2.緩和ケアをもっと受けやすくするために
医師の立場から:田村亮氏(総合病院姫路マリア病院ホスピス 緩和ケア科)
看護師の立場から:湯山邦子氏(医療法人社団若林会湘南中央病院)
心理療法士の立場から:栗原幸江氏(静岡県立静岡がんセンター緩和医療科)
3.討議
参加費:無料(事前のお申込みが必要です。)
お申し込み:
*「10月10日シンポジウム申込み」*氏名(フリガナ)
*立場(患者、家族、医師、行政関係、医療者、製薬/医療機器関係、メディア等)
*連絡先(メールアドレス、FAX.番号、電話番号、住所のいずれか)
記入の上、下記方法でお申し込み下さい
1.ホームページからの申込み
http://cancernet.jp/eve.html
2.メールでの申込み
1010kanwa@cancernet.jp
3.ファックス
03-5840-6073
4.往復ハガキ
〒113-0033東京都文京区本郷3-2-7
御茶の水サニービル5階
お申し込み締切:10月8日(木)17時まで
定員:2000名になり次第締切らさせていただきます
お問い合わせ:シンポジウム事務局(祝日を除く月〜金10時〜17時)
〒113-0033東京都文京区本郷 3-2-7御茶の水サニービル5階
電話:03-5840-6072 ファッックス:03-5840-6073
メール:info@cancernet.jp
オレンジバルーンプロジェクト:http:///www.kanwacare.net
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●婦人科がん術後の健康へのアプローチ
「市民・NPOがつくる男女共同参画事業」
日時:2009年10月10日(土)・10月17日(土)13:30〜16:30
場所:男女共同参画センター横浜 3F 健康スタジオ
(045-862-5050)
内容:婦人科がんの治療中、少しでも快適に過ごすために、分子栄
養学から治療中の体の状態を知り、ケアの方法を知る。またリンパ
の流れを学び、術後の痛みやしびれを和らげるリンパエクササイズ
を体験
※保育(1歳6カ月〜未就学の子ども対象)あり。4日前までに要予
約、有料、先着順(TEL:045-862-5052)
講師:松尾政治(分子栄養学専門家)
大木麻梨子(乳がんリハビリ体操考案者
監修:佐藤佳代子(後藤学園付属リンパ浮腫研究所所長)
持ち物:動きやすい服装(体をしめつける服、スカート・ジーンズ不可)、
タオル、筆記用具
対象:婦人科がん手術予定・治療中の方 25名
参加費 5,000円(資料代込)
お申し込み:氏名(ふりがな)、連絡先、何を見ての応募かを明記し、
FAX:03-3941-3323(大木麻梨子)まで
------------------------------------------------------------
皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
また、イベントに参加された方の体験レポートも募集しております。
「行ってみたらこんなことが分かった!」「気持ちが楽になった」
など300〜400字程度でお寄せ下さい。読者の皆様と感想を共有して
みませんか。
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◆09:書籍(新刊本案内)◆
●なぜ、「がん」になるのか?その予防学教えます。
津金 昌一郎 著
税込価格: \1,575 (本体 : \1,500)
出版 : 西村書店
サイズ : 19cm / 205p
ISBN : 978-4-89013-635-3
発行年月 : 2009.8
【内容説明】
がん、脳卒中、心臓病は、若い頃からの生活習慣によって発症率が
左右されることがわかってきた。10万人の生活習慣調査をもとに、
たばこ・飲酒・食べ物と病気との関係や、科学的根拠に基づく病気
予防法などを紹介する。
【書評】
どんな生活をしていればがんになりにくいのか? 1990年から
全国11地域で約10万人の日本人の生活習慣と病気の関係を調査
している国立がんセンターの予防研究部長が、野菜や魚などの食事、
お茶やコーヒー、酒、たばこなどの愛好品、サプリメントや運動と
がんとの関係について、科学的データに基づいて解説する。昨年か
ら国のメタボ健診が始まったが、男性ではやせている方ががんにな
りやすいというデータも。(2009年8月16日 読売新聞)
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皆様のオススメの書籍情報を募集しております。
感動した本、参考になった本などを、レビュー(400字程度)とと
もにお寄せ下さい。お待ちしております!
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★cancer☆編集後記☆cancer★
■シルバーウィークはいかがでしたでしょうか。関東圏はそれほど
天気が崩れることも無く、行楽向きだったのではないかと思います。
私も東京近郊の観光地にいくつか出向きましたが、どこも物凄い混
雑でした。それでも、普段は行かないような場所や食べないような
ものを楽しむことができ、充実した時間を過ごせました。お休みで
リフレッシュして、今年の残り1/4も頑張っていきたいと思います。
(ナカネ)
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【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
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・編集部にて内容を選択させて頂きます。
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◇ ◆ 癌めーる 521号 (2009年9月30日)ニュース版 ◆ ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【CONTENTS】
01:今週のインターネット
:今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:朝日俊彦 「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと―
06:口コミ情報局
07:ミニ知識コーナー
08:イベント
09:書籍(新刊本案内)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆01:今週のインターネット◆
乳がん:治療時の関節痛解消する運動を動画配信−アストラゼネカ
http://mainichi.jp/life/health/archive/news/2009/09/20090911ddm013100174000c.html
(毎日新聞 2009年9月11日)
「エコナ」出荷停止 発がん物質に変わる恐れある成分
http://www.asahi.com/national/update/0916/TKY200909160312.html
(朝日新聞 2009年9月16日)
フィルターたばこ、がんリスク同じ 「腺がん」罹患率上昇
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009091702000253.html
(中日新聞 2009年9月17日)
旬彩だより アクが少なく優しい味 小松菜
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000410909170001
(朝日新聞 2009年9月17日)
Dr.中川のがんから死生をみつめる:/24 「ワクチン後進国」脱却を
http://mainichi.jp/select/science/news/20090922ddm013070146000c.html
(毎日新聞 2009年9月22日)
弘前大企画 がんの話(83)第5回講演会「乳がん」の質疑・上・下
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290909180001
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290909250001
(朝日新聞 2009年9月18、25日)
「抗体医薬」開発、進む合従連衡 インフル治療にも光?
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200909250415.html
(朝日新聞 2009年9月26日)
歯磨きでがんリスク3割減 1日2回以上が効果的
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092701000276.html
(47News/共同通信 2009年9月27日)
子宮頸がんワクチン承認へ 接種年齢、費用負担など課題も
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090928/bdy0909280000000-n1.htm
(産経新聞 2009年9月28日)
がん患者向け帽子考案
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090925-OYT8T01326.htm
(読売新聞 2009年9月28日)
ミドルエージのための後悔しない生保
http://www.asahi.com/health/seiho/TKY200909280034.html
(朝日新聞 2009年9月28日)
CT検診で死亡減らせる 肺がんで30年のデータ解析 単純エックス線と比較
http://www.47news.jp/feature/medical/2009/09/post-168.html
(47News/共同通信 2009年9月29日)
アスベスト:石綿被害、救済対象疾患拡大へ
http://mainichi.jp/life/today/news/20090929ddm003040074000c.html
(毎日新聞 2009年9月29日)
Dr.中川のがんから死生をみつめる:/25 切れ目ない対策を
http://mainichi.jp/select/science/news/20090929ddm013070125000c.html
(毎日新聞 2009年9月29日)
富士フイルムと国立がんセンター東病院、大腸がん患部を高精度撮影
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090929AT1D250A828092009.html
(日経新聞 2009年9月29日)
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◇編集部 今週の一押し記事◇
【今週のインターネット】より
フィルターたばこ、がんリスク同じ 「腺がん」罹患率上昇
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009091702000253.html
(中日新聞 2009年9月17日)
健康被害を少しでも減らそうというフィルター付きのたばこが数十
年前から普及し、肺がんの一種「扁平(へんぺい)上皮がん」は減
ったものの、同じ肺がんの「腺がん」が増加し、肺がん全体が減少
しない一因になっていることが、愛知県がんセンターの伊藤秀美・
がん情報研究室長(39)らの調査で分かった。10月1日から横
浜市で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。
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◆02:厚生労働省 新着情報◆
略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
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2009年9月14日(月)
[報、行] 腸管出血性大腸菌O157食中毒の発生について(ペッ
パーランチ)(第7報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0914-4.html
[行] 概算医療費データベース
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken03/01.html
[記] 平成21年9月11日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0911.html
2009年9月15日(火)
[報、行] 腸管出血性大腸菌O157食中毒の発生について(ス
テーキのどん)(第4報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0915-1.html
[審] 第15回薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行
政のあり方検討委員会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0729-1.txt
[審] 第4回厚生科学審議会科学技術部会ヒト幹細胞を用いる臨床
研究に関する指針の見直しに関する専門委員会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0915-3.html
[報、行] 飲食チェーン店における腸管出血性大腸菌O157食中
毒対策について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0915-2.html
[審] 第1回化学物質のリスク評価に係る企画検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/txt/s0714-2.txt
[報、ト] 牛海綿状脳症(BSE)のスクリーニング検査結果について(月報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1018-6.html
[審] 平成21年9月7日疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分
科会議事要旨
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0914-2.html
2009年9月16日(水)
[審] 第23回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会
資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0910-2.html
[記] 平成21年9月15日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0915.html
[重、行] インフルエンザ迅速キットの生産計画について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[重、行] 通常流通用インフルエンザウイルス薬の供給状況について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
[重、行] 新型インフルエンザに係る医療体制に関する調査結果について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_local.html
2009年9月17日(木)
[審] 平成21年7月22日疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審
査分科会審議結
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/s0722-2.html
2009年9月18日(金)
[審] 平成21年5月28日薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/txt/s0528-14.txt
[審] 平成21年5月28日薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0528-14.html
[ト] 平成20、21年度新たに収載された診療報酬における後発医薬品
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/06/tp0620-1.html
[報、重] 血液凝固因子製剤の納入先医療機関の調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0918-2.html
[報、緊、重] フィブリノゲン製剤納入先医療機関の追加調査について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0918-1.html
[緊] B型肝炎・C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(血液凝固
因子製剤納入先医療機関名等の公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0701-2/index.html
[緊] C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン製剤
納入先医療機関名の再公表について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/01/h0117-2/index.html
[行] 新型インフルエンザ対策(A/H1N1)ぜんそくなどの呼吸器疾患のある人へ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
[行] 新型インフルエンザ対策(A/H1N1)糖尿病または血糖値が高い人へ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html
2009年9月19日(土)
[組] 長妻昭 厚生労働大臣プロフィール
http://www.mhlw.go.jp/general/sosiki/profile/daijin.html
2009年9月24日(木)
[審] 第4回麻しん対策推進会議資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0909-9.html
[審] 第50回石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/s0828-4.html
[行] 新型インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html
[審] 第16回薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行
政のあり方検討委員会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0930-4.html
2009年9月25日(金)
[行] インフルエンザ脳症ガイドライン改訂版(平成21年9月)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_medical.html
[審] 第18回ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再
発防止検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1005-2.html
[行] シンポジウム「医療事故を調査・評価する新たな仕組みについて
〜安心・信頼しあう医療を求めて〜」の開催について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/index.html
[記] 平成21年9月17日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/09/k0917.html
[審] 第2回化学物質のリスク評価に係る企画検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0915-5.html
[行] ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/iryousaisei.html
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◆03:今週の番組予定◆
●9月30日(水)13:05〜13:20 / NHK教育
きょうの健康(再)
▽がんと共存▽効果的なリハビリ
●10月1日(木)02:35〜03:30 / フジテレビ
FNSドキュメンタリー大賞
「がけっぷちナースの純真〜乳がんから始まった日々〜」
●10月2日(金)18:30〜19:30 / LaLaTV
LaLa女性外来スペシャル「乳がんとともに生きる2」
◇乳がんの再発、転移。体をトータルにケアしながら行う薬物療法
やメンタル面のフォローにも力を注ぐ、新しい治療分野「腫瘍内
科」を中心とした医療チームの取り組みを紹介、医療者やカウンセ
ラーと 患者たちの姿を追う。
●10月3日(土)17:30〜18:15 / 放送大学
がんの健康科学(’06)第1回 がんの社会医学
▽担当講師:多田羅 浩三(放送大学教授)
●10月4日(日)05:15〜05:45 / NHK
先どり・きょうの健康
▽がんの痛み▽脳ドッグ
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◆04:今週の雑誌◆
●週刊新潮 [2009年10月01日号]
2009年09月24日発売
がんの練習帳/骨への転移
▽中川恵一・東大病院放射線科准教授/乳がん
●週刊現代 [2009年10月10日号]
2009年09月28日発売
花王エコナ「発がん性」で販売停止の真相−健康にいいはずの大ヒ
ット食品
▽福島瑞穂内閣府担当相 他
●財界 [2009年10月13日号]
2009年09月29日発売
医療の現場、最前線を行く!/肺がんの手術
▽中山治彦・神奈川県立がんセンター呼吸器外科部長
●週刊朝日 [2009年10月09日号]
2009年09月29日発売
がん専門医が、がんになってわかったこと−加藤大基、植田健、特
別対談
▽帝京大学病院放射線科・加藤大基医師、千葉県がんセンター泌尿
器科部長・植田健医師
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◆05:朝日俊彦「私のがん体験記」―病を得て気付いたこと― ◆
クリニックは、10月に入って、少し涼しくなったからでしょう
か、患者さんが増えてきました。皆さん、いくらか夏バテの後遺症
のようなところもありますし、急に冷えたことで、尿が近くなった
ことなども影響しているようです。ありがたいことですが、私の体
調が体調ですので、将来に対する対策を立てる必要があります。娘
夫婦とはいっしょに住んでいますので、毎晩の如く相談をすること
ができます。しかし、実際に点滴による抗がん剤治療を受けて、ど
の程度のダメージがあるのか、体力が回復するまでにはどれくらい
の時間がかかるのか未知数ですので、事務長などを交えた今後の具
体的な対策については、抗がん剤による点滴治療を終えた1週間後
に行うことにしました。
10月10日は入院の日です。本格的な治療が始まります。午前
中のクリニックでの仕事を終えて、中央病院へ行きました。娘が手
続きなどの手伝いを兼ねて、付いてきてくれました。ほんとうにあ
りがたいことです。長年勤務していた病院ですが、入院するのは初
めてです。担当の看護師さんがていねいに説明してくれます。主治
医のS先生がトイレ付の個室を用意してくれていましたので、抗が
ん剤による点滴でトイレに通うのが便利です。それでも、翌日から
の治療ですので、特に入院してもすることはありません。S先生に
無理を言って外出許可をいただき、クリニックで午後の診療をいた
しました。クリニックの経営は、いずれ娘夫婦に譲るのですが、私
としては、できるだけ負担が軽くなるような形でバトンタッチした
い、そのような気持でいっぱいでした。
仕事を終えてから病院へ行きますと、夕食が準備されていました。
うわさでは、病院の食事はひどいものだとか、それほどでもないと
か、比較的おいしくいただけたとか、評価が分かれます。娘が、お
父さん一人で食事をするのは寂しいでしょうから、私も付き合いま
すと、おむすび弁当を広げます。我が家では、妻が孫の食事の世話
をしているはずです。そのような中で、あえていっしょに食事をし
てくれるという娘に、言葉では言い尽くせないほどの感謝と、娘の
ためにもがんばらなければならないというファイトがわいてきまし
た。本当にありがたい限りです。食事をしながら、あれこれクリニ
ックのこと、病気のこと、お腹の赤ちゃんのことなどが話題になり
ます。食事が終った頃に、診療を終えたS先生が来られて、明日か
らの説明をしてくださいました。病気が厳しいことは何度も聞かさ
れています。その後の調子はいかがですかと尋ねられます。抗がん
剤を飲み始めて、少し食欲が出てきたようで、いくぶん楽になって
いるような気がします。そのように言いますと、仕事はどうしてい
ましたかと尋ねます。毎日していましたと答えますと、すごいのう、
と、感心してくれました。抗がん剤の説明を受けながら、ひょっと
して急速に病気が進むことも考えられること、すると、残された時
間はかなり限られてくるということ、などについての説明も受けま
した。心の準備はできていますので、もしもの事態になると、クリ
ニックの経営をどうするかが緊急の課題になります。
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朝日 俊彦(あさひ としひこ)
【略歴】1946年香川県高松市生まれ。岡山大学医学部卒業。医学博
士。1979年、岡山大学医学部講師、1982年より香川県立中央病院泌
尿器科部長を経て、2007年あさひクリニック(香川県高松市)を開
設。現在、日本ホスピス在宅ケア研究会副理事長、日本尊厳死協会
理事、日本緩和ケア学会評議員、かがわ尊厳死を考える会会長を務
める。1983年からがん告知を始め、学会での報告、全国での講演会
などで、終末期医療についての認識を広める活動を行っている。
著書に「“死ぬ”までに、やっておきなさい 」(主婦と生活社)、
「あなたは笑って大往生できますか」(慧文社)、「笑って死ぬた
めに」(メディカ出版)など。
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◆06:口コミ情報局◆
●新規のがん治療薬としてのヘッジホッグ経路阻害薬に大きな期待
2009年9月15日 提供:Medscape
きわめて初期の臨床試験の臨床結果ではあるが反応は劇的であり、
研究者はこの手法の将来を有望視している。
Zosia Chustecka
【9月2日】ヘッジホッグ経路の阻害薬として作用する新規の抗がん
療法へのちょっとした興奮が、専門家の間で拡がりつつある。I相
試験の臨床結果であるにもかかわらず、一部の患者で見られた反応
は劇的なものであり、この手法は「きわめて有望」だと、ミシガン
大学(アナーバー)皮膚がん科教授のAndrzej Dlugosz, MDが語っ
た。
Dlugosz博士は、この臨床試験の結果を詳述した論文2本に関連する
『the New England Journal of Medicine』9月2日号オンライン版
の解説記事の共著者であり、Medscape Oncologyの取材に応じて、
この手法に対する大きな興奮の理由を説明してくれた。
博士の説明によると、ヘッジホッグシグナル伝達経路ががんに関与
していることが明らかになったのはおよそ13年前のことだ。この経
路は胚発生における重要な制御因子であり、がんの時に再活性化さ
れるが、そうした再活性化は成人のほとんどの正常組織では必要が
ないとされている。したがって、この経路を阻害することは腫瘍細
胞だけを選択的に攻撃する方法になると期待されている。
早期結果はそれが当てはまることを示していると博士は言う。治療
への反応の中には劇的なものがあり、使用された薬物(GDC-0449、
Genentech社が開発中)には血液毒性が見られなかった。さらに使
用も簡便で、1日1回の経口摂取である。
しかしDlugosz博士は、こうした臨床結果はごく初期のものにすぎ
ないと言う。『New England Journal of Medicine』に報告された
試験のうち、1件は基底細胞がんの患者33名を対象にしたI相試験に
よる結果であり、もう1件は転移髄芽腫の患者1名の症例報告である。
この2種類のがんはヘッジホッグ経路によって引き起こされるもの
であり、腫瘍細胞自身の経路が活性化される変異、すなわち細胞自
己活性化によってがんが発生すると考えられている。
これら2種類のがんで劇的な反応が見られたことは、確かにヘッジ
ホッグ経路に依存していることを示しており、こうした腫瘍の維持
にはこの経路が必要であることが推測できるとDlugosz博士は説明
する。「この経路を遮断すれば、腫瘍の増殖を持続するために必要
な仕組みを止めることができると考えられる」と博士は言う。
同じことはこれまでにも、慢性骨髄性白血病と消化管間質腫瘍の治
療薬であるイマチニブ(Gleevec)で見られた。博士によれば、こ
れはがん経路で決定的に重要な分子を標的にした薬物の一例である。
この薬物の場合では、以前Medscape Oncologyが報道したように、
患者にとってきわめて大きな臨床的便益があり、がんの治療の革命
という評価がイマチニブには惜しみなく寄せられていた。
しかし、ヘッジホッグ経路が関与していると考えられているがんは
他に多数あり、ヒトの悪性腫瘍の30%くらいになるのではないかとD
lugosz博士は考えている。そうした腫瘍としては、膵臓がん、消化
管がん、結腸直腸がん、卵巣がん、前立腺がん、一部の白血病、多
発性骨髄腫などがある。こうした内臓の腫瘍の多くは、ヘッジホッ
グたんぱく質が産生されてがんが引き起こされ、そのタンパク質が
分泌されて、周辺の細胞に影響を及ぼす。次にそうした周辺細胞が
さまざまなタンパク質を分泌して環境を作り上げ、腫瘍を養い、増
殖をさせると博士は説明し、つまり分泌されたヘッジホッグたんぱ
く質はまるで「肥料」のような働きをすると語った。
ヘッジホッグ経路の遮断はこうしたがんの一部のものへの治療に役
立つのではという期待が生れ、多くの実験データのそれを裏付けて
いる。
しかし現時点では「これらの薬物が臨床的にどの程度役に立つのか
ということはまったく分かっていまい」と博士は言う。
現在、別の臨床試験も進められている。Genentech社は基底細胞が
んのII相試験を進めており、その他にも、Infinity社やBristol-My
ers Squibb社などの数社が、がんにおけるヘッジホッグ経路遮断薬
の検証を進めている。研究者主導の臨床試験もいくつか進められて
おり、小児髄芽腫の試験が1つと膵臓がんの試験が1つある。
基底細胞がんでの結果
『New England Journal of Medicine』9月2日号に発表された基底
細胞がん試験は、トランスレーショナルゲノミクス研究所(アリゾ
ナ州スコッツデール)のDaniel von Hoff, MDを始めとし、Genente
ch社の社員数名を含むグループが実施した。研究グループの説明に
よると、対象となった患者33名は、標準治療では奏効しなかったさ
まざまな固形腫瘍の患者68名を登録したもっと大規模なGDC-0449の
I相試験の一部である。
基底細胞がんは通常は外科的に治療するが、再発・拡大することが
まれにあると研究グループは記している。ただし、今回の試験の患
者は、手術、放射線療法、全身療法といった従来の治療選択肢では
もはや反応しなくなった進行腫瘍の患者である。
患者33名のうち、18名が転移がんであり、15名が局所進行がんであ
る。被験者には治験薬を3種類のうち1種類の用量で治験薬を投与し
た(17名が150 mg/日、15名が270 mg/日、1名が540 mg/日)。治療
期間の中央値は9.8か月であった。
33名の患者のうち18名で客観的効果が見られ、CR(著効:完全消失)
が2名、PR(有効:50%以上の縮小)が16名だったとVon Hoff博士らは
報告している。その他の15名のうち、11名ではがんはSD(不変)であ
り、4名ではPD(進行)であった。
治療関連と思われる有害事象としては、疲労感(4名)、低ナトリ
ウム血症(2名)、筋攣縮(1名)、心房細動(1名)があった。グ
レード4の有害事象は1例あった(無症候性低ナトリウム血症)が、
これは治験薬とは無関係と判定された。局所進行がんで部分反応を
示した患者の1名が、持続する有害事象(グレード1の腹痛・疲労
感・体重減少・味覚不全、グレード2の食欲不振)のために8か月後
に治療中断を決めた。
研究グループは分子研究も行なった。治療効果の有無と対応させる
と、「進行がんの増殖と維持はヘッジホッグ経路の活性化に依存し
ている」ことが示された。
「今回の知見により、基底細胞がんにはヘッジホッグ経路が関与し
ていることが確認され、ヘッジホッグ経路を抑制することが手術不
能の腫瘍の治療に役立つことが考えられる」と著者らは結論で述べ
ている。
この試験で対象になった手術不能や転移した基底細胞がんの患者の
人数はきわめて少ないが、基底細胞がん全体はヒトにおいてもっと
も多いがんであると、Dlugosz博士はMedscape Oncologyに対して語
った。典型的な基底細胞がんはほとんどの場合で手術により根治可
能なので、それに対して全身療法を行なうことは適切ではないかも
しれない。しかし、ヘッジホッグ経路阻害薬の局所適用可能な製剤
がもし可能ならば、数多くいる患者にとって有益になるはずだ。特
に、このがんの好発部位である顔面に発生した患者は手術しないこ
とを希望する。
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●画像診断の多用が放射線被曝を増やしている
米国での後ろ向きコホート研究の結果
日経メディカルオンライン 大西 淳子=医学ジャーナリスト
画像診断の適用が増えるにつれて、一般集団における低線量電離
放射線被曝が懸念されるようになった。米Emory大学のReza Fazel
氏らは、医療保険の請求データを分析し、18〜64歳の米国民
では、検査による被曝レベルが自然放射線の年間被曝量とほぼ同等
になっていることを明らかにした。詳細は、NEJM誌2009年8月27日
号に報告された。
実験的、疫学的研究により、検査による低線量の被曝も、固形癌
や白血病の発症リスク上昇に関係することが明らかになっている。
医療従事者を含む職業被曝の危険性がある人々については、実効線
量は厳格に監視され制限されている。しかし、様々な画像診断を受
ける患者に対する監視は十分に行われていない。
著者らは、画像診断による被曝が国民に及ぼす影響を推定するた
めに、後ろ向きコホート研究を行った。
米国の大規模医療保険組織UnitedHealthcareがカバーする5地域
(アリゾナ、ダラス、オーランド、南フロリダ、ウィスコンシン)
の18〜64歳の加入者を分析対象とした。2005年1月1日から2007年12
月31日に加入していた95万人超の保険請求情報から情報を抽出。
治療用の放射線照射は除外し、画像診断にかかわる放射線被曝の
データを入手した。用いられた画像診断法を単純X線撮影、CT、X線
透視撮影(血管造影を含む)、核医学イメージングに分類、解剖学
的な被曝部位は、胸部(心臓イメージングを含む)、腹部、骨盤、
四肢、頭頸部(脳のイメージングを含む)、複数の部位(全身のス
キャンニングを含む)、不明に分類し、画像診断1回当たりの被曝
量を文献に基づいて推定した。これを基に、画像診断による累積実
効線量を推定、集団ベースの被曝率も求めた。
年間実効線量に基づいて、患者を、低レベル(3ミリシーベルト
〔mSv〕以下:自然放射線の年間被曝量以下)、中レベル(3mSv超
で20mSv以下:職業被曝において5年間の年間平均値の上限がこのレ
ベルと定められている)、高レベル(20mSv超で50mSv以下:職業被
曝において1年間の上限に設定されている)、非常に高い(50mSv
超)に層別化した。
3年間に、95万2420人(平均年齢35.6歳、52.4%が女性)のうち6
5万5613人(68.8%)が、被曝を伴う画像診断を1回以上受けていた。
1人当たりにすると平均1.2±1.8回/年で、中央値は0.7回/年、四分
位範囲は0.0〜1.7となった。累積実効線量の平均(±SD)は、1人
当たり年間2.4±6.0mSvだったが、分布の幅は広く、実効線量の中
央値は1人当たり年間0.1mSv(四分位範囲0.0〜1.7)だった。
3年間に1回以上画像診断を受けた患者の割合は、年齢の上昇とと
もに増加した。18〜34歳では49.5%、60〜64歳では85.9%。また、
男性(57.9%)より女性(78.7%)に多かった。累積年間実効線量
も同様で、18〜34歳は1.0±3.5mSv、60〜64歳では5.2±9.1mSv。男
性では2.3±6.1mSv、女性では2.6±5.9mSvだった。
集団全体の被曝率は、中レベルが1000人-年当たり193.8、高レベ
ルは1000人-年当たり18.6、非常に高いレベルは1000人-年当たり1.
9だった。
年齢上昇とともに中レベルから非常に高いレベルの被曝率は上昇。
例えば高レベルの被曝は、18〜34歳では1000人-年当たり4.9だった
が、60〜64歳では52.7になっていた。
また、男女間で比較すると、50歳未満の年代の高レベルと非常に
高いレベルの被曝は、男性より女性に多かった。
被曝の原因として累積実効線量の増加に関わる画像診断の上位20
検査を選出。線量増に最も大きな影響を及ぼしていたのは心筋灌流
イメージングだった。総実効線量の22.1%がこの検査に由来してい
た。また、腹部CT、骨盤CT、胸部CTを合わせると総実効線量の38%
に寄与することが明らかになった。
CTと核医学イメージングを合わせると、検査回数自体は画像診断
全体の21.0%を占めるにすぎなかったが、総実効線量の75.4%がこ
れらに由来していた。逆に単純X線撮影は、検査回数こそ全体の71.
4%と多かったが、総実効線量への寄与は10.6%に留まった。
なお、総実効線量の81.8%が外来で行われた検査によるものだっ
た。
米国では、画像診断は電離放射線被曝源として重要であることが
明らかになった。世界的な自然放射線被曝の年間実効線量は2.4mSv
程度と推定されている。画像診断は国民に対して、それと同等の被
曝をもたらしていた。また、今回のデータから推算すると、米国に
は1年間の累積実効線量が20mSvを超える患者が約400万人いること
になるという。
現在、画像診断は多くの米国人に看過できない被曝をもたらして
いることから、一般集団に対する利益とリスクのバランスが適切に
なるよう、画像診断の適用を最適化する必要がある、と著者らは述
べている。
原題は「Exposure to Low-Dose Ionizing Radiation from Medic
al Imaging Procedures」。
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●ピロリ菌除菌は胃がんを予防するか?
25-Sep-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-09/wjog-dhp092509.php
World Journal of Gastroenterologyの9月14日号に発表される日本
発の論文。
世界で二番目に胃がんの多い山形県で2000-2007年に行われた前向
きコホート研究。ピロリ菌陽性消化性潰瘍患者を除菌群と制酸剤群
で比較した(患者の意思による割りつけなので除菌が3781で制酸剤
が352と均等ではない)。平均年齢52.9才の4133人中、5.6年の平均
フォローアップ期間に胃がんになったのは56例であった。
除菌群と制酸剤群で胃がんの発症に有意差はなかったが、フォロー
アップ期間が長いと予防効果が大きくなる傾向があった。
Mabe K. et al.,
Does Helicobacter pylori eradication therapy for peptic ulce
r prevent gastric cancer?
World J Gastroenterol 2009; 15(34): 4290-4297.
http://www.wjgnet.com/1007-9327/15/4290.asp
(微妙な結果。高齢者に除菌してもあまり効果はない?)
食品安全情報blog
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◆07:ミニ知識コーナー◆
「これは知っている」「ああそうだったんだ」など、知識を再確認
できるコーナーです。
今回のテーマ【各種ガイド手引き(2)】
役立ちマニュアル
兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
http://www.coe-cnas.jp/group_cncr/manual/index.html
終末期がん患者の泌尿器症状対応マニュアル
NPO 日本緩和医療学会
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/urology/urology01.pdf
疼痛コントロールマニュアル 第4版
四国がんセンター
http://www.shikoku-cc.go.jp/kranke/support/manual/manual_4-2.pdf
末期がん患者さんのご家族のための在宅療養マニュアル
高知厚生病院ホスピス
http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/docs/booklet/haraippei2.pdf
癌性疼痛マニュアル(医療用)
東京女子医科大学消化器病センター
http://www.si-clinic.jp/cancernavi/pdf/cptmanual.pdf
重篤副作用疾患別対応マニュアル
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1.html
重篤副作用疾患別対応マニュアル
厚生労働省
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0905011.pdf
緩和ケアマニュアル −癌の痛みは除去できる−
日本医科大学千葉北総病院 編
http://hokuso-h.nms.ac.jp/base/pdf/PMT.pdf
幹細胞ハンドブック
京都大学 物質−細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2009/090401_1.htm
大腸ガンを生きるガイド
日経BP社
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/daicho/index.htm
============================================================
◆08:イベント◆
●セミナーin有楽町マリオン会場
日時:2009年10月2日(金)
場所:有楽町朝日スクエア(東京都千代田区有楽町マリオン)
内容:「乳がんをなくす ほほえみ基金」事業の一環として
日本対がん協会が資生堂の協力を得て行う美容セミナー。
・13:00〜14:30「眉・まつ毛の描き方」
・15:00〜16:30「肌色カバー方法」どちらかのコースを選択
対象:乳がん体験者・治療中の患者さん
定員:18人(定員になり次第しめきり)
申込み・問合せ 日本対がん協会ほほえみサポート美容セミナー係
TEL:03-5218-4771
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●講演会「音無美紀子さんに聞く 乳がんは怖くない」
日時:10月3日午後1時から
場所:住友病院(大阪市北区)講堂
内容:音無美紀子さん講演「わたしの乳がん体験談」
外科診療部長 西村重彦氏「乳がんの基礎知識と検診の大切さ」
音無さんと西村さんらによる対談
参加費:無料
定員:150人(定員に達し次第締切)
お申し込み:ファクスに住所、氏名、年齢、連絡先などを明記し、
住友病院企画室(06・6444・3975)へ
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●市民公開シンポジウム がんの痛みやつらさを一人で抱えていませんか
日時:2009年10月10日(土)13時〜17時20分(開場12時)
場所:日比谷公会堂
内容:オレンジバルーンプロジェクトの紹介
内布敦子氏(兵庫県立大学看護学部)
<特別講演1>がん患者が医療を変える
座長:本家好文氏(廣島緩和ケア支援センター)
講師:鳥越俊太郎氏(NPO法人がん患者団体支援機構理事
長)
<特別講演2>世界ホスピス緩和ケアデーにむけてあなたの痛みを癒すもの
座長:加賀谷肇氏(済生会横浜市南部病院薬剤部)
講師:柏木哲夫氏(金城学院大学学長、淀川キリスト教病院名誉ホスピス長)
<シンポジウム>がんの痛みやつらさを一人で抱えていませんか
座長:高宮有介氏(昭和大学医学部医学教育推進室)
田村恵子氏(淀川キリスト教病院ホスピス)
1.緩和ケアに手が届くまで
篠田伸夫氏(認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク副理事長)
2.緩和ケアをもっと受けやすくするために
医師の立場から:田村亮氏(総合病院姫路マリア病院ホスピス 緩和ケア科)
看護師の立場から:湯山邦子氏(医療法人社団若林会湘南中央病院)
心理療法士の立場から:栗原幸江氏(静岡県立静岡がんセンター緩和医療科)
3.討議
参加費:無料(事前のお申込みが必要です。)
お申し込み:
*「10月10日シンポジウム申込み」*氏名(フリガナ)
*立場(患者、家族、医師、行政関係、医療者、製薬/医療機器関係、メディア等)
*連絡先(メールアドレス、FAX.番号、電話番号、住所のいずれか)
記入の上、下記方法でお申し込み下さい
1.ホームページからの申込み
http://cancernet.jp/eve.html
2.メールでの申込み
1010kanwa@cancernet.jp
3.ファックス
03-5840-6073
4.往復ハガキ
〒113-0033東京都文京区本郷3-2-7
御茶の水サニービル5階
お申し込み締切:10月8日(木)17時まで
定員:2000名になり次第締切らさせていただきます
お問い合わせ:シンポジウム事務局(祝日を除く月〜金10時〜17時)
〒113-0033東京都文京区本郷 3-2-7御茶の水サニービル5階
電話:03-5840-6072 ファッックス:03-5840-6073
メール:info@cancernet.jp
オレンジバルーンプロジェクト:http:///www.kanwacare.net
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●婦人科がん術後の健康へのアプローチ
「市民・NPOがつくる男女共同参画事業」
日時:2009年10月10日(土)・10月17日(土)13:30〜16:30
場所:男女共同参画センター横浜 3F 健康スタジオ
(045-862-5050)
内容:婦人科がんの治療中、少しでも快適に過ごすために、分子栄
養学から治療中の体の状態を知り、ケアの方法を知る。またリンパ
の流れを学び、術後の痛みやしびれを和らげるリンパエクササイズ
を体験
※保育(1歳6カ月〜未就学の子ども対象)あり。4日前までに要予
約、有料、先着順(TEL:045-862-5052)
講師:松尾政治(分子栄養学専門家)
大木麻梨子(乳がんリハビリ体操考案者
監修:佐藤佳代子(後藤学園付属リンパ浮腫研究所所長)
持ち物:動きやすい服装(体をしめつける服、スカート・ジーンズ不可)、
タオル、筆記用具
対象:婦人科がん手術予定・治療中の方 25名
参加費 5,000円(資料代込)
お申し込み:氏名(ふりがな)、連絡先、何を見ての応募かを明記し、
FAX:03-3941-3323(大木麻梨子)まで
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皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
また、イベントに参加された方の体験レポートも募集しております。
「行ってみたらこんなことが分かった!」「気持ちが楽になった」
など300〜400字程度でお寄せ下さい。読者の皆様と感想を共有して
みませんか。
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◆09:書籍(新刊本案内)◆
●なぜ、「がん」になるのか?その予防学教えます。
津金 昌一郎 著
税込価格: \1,575 (本体 : \1,500)
出版 : 西村書店
サイズ : 19cm / 205p
ISBN : 978-4-89013-635-3
発行年月 : 2009.8
【内容説明】
がん、脳卒中、心臓病は、若い頃からの生活習慣によって発症率が
左右されることがわかってきた。10万人の生活習慣調査をもとに、
たばこ・飲酒・食べ物と病気との関係や、科学的根拠に基づく病気
予防法などを紹介する。
【書評】
どんな生活をしていればがんになりにくいのか? 1990年から
全国11地域で約10万人の日本人の生活習慣と病気の関係を調査
している国立がんセンターの予防研究部長が、野菜や魚などの食事、
お茶やコーヒー、酒、たばこなどの愛好品、サプリメントや運動と
がんとの関係について、科学的データに基づいて解説する。昨年か
ら国のメタボ健診が始まったが、男性ではやせている方ががんにな
りやすいというデータも。(2009年8月16日 読売新聞)
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皆様のオススメの書籍情報を募集しております。
感動した本、参考になった本などを、レビュー(400字程度)とと
もにお寄せ下さい。お待ちしております!
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★cancer☆編集後記☆cancer★
■シルバーウィークはいかがでしたでしょうか。関東圏はそれほど
天気が崩れることも無く、行楽向きだったのではないかと思います。
私も東京近郊の観光地にいくつか出向きましたが、どこも物凄い混
雑でした。それでも、普段は行かないような場所や食べないような
ものを楽しむことができ、充実した時間を過ごせました。お休みで
リフレッシュして、今年の残り1/4も頑張っていきたいと思います。
(ナカネ)
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【癌めーるについて】
医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃
●記事内容・投稿記事・広告に関するご意見・ご感想は
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・編集部にて内容を選択させて頂きます。
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●編集人:冨田 光紀
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| がんに効くコラム
がんの種類
がんの種類目次
各種のがんについて、がんの初期症状から治療後の生活に至るまで、その時点で必要と思われる情報を載せています。
| ☆脳・神経・目 ├脳腫瘍(小児) ├脳腫瘍(成人) ├神経膠腫 ├下垂体腺腫 ├聴神経鞘腫 ├網膜芽細胞腫 └ぶどう膜悪性黒色腫 |
☆口腔・鼻・咽頭・喉頭 ├上咽頭がん ├中咽頭がん ├下咽頭がん └喉頭がん |
| ☆胸部 ├肺がん ├胸腺腫 ├中皮腫 └乳がん |
☆消化管 ├胃がんの初期症状 ├食道がん └大腸がん |
| ☆肝臓・胆嚢・膵臓 ├肝細胞がん ├胆管がん ├胆嚢がん ├膵がん └膵内分泌腫瘍 |
☆泌尿器 ├陰茎がん ├腎盂・尿管がん ├腎細胞がん ├精巣腫瘍 ├前立腺がん └膀胱がん |
| ☆女性 ├乳がんの初期症状 ├外陰がん ├子宮頸部がん ├子宮体部がん(子宮内膜がん) ├子宮肉腫 ├絨毛性疾患 ├膣がん ├卵巣がん └卵巣胚細胞腫瘍 |
☆皮膚 ├皮膚がんとは ├皮膚がん前駆症・表皮内がん ├有棘(ゆうきょく)細胞がん ├基底細胞がん ├悪性黒色腫(皮膚) └菌状息肉症 |
| ☆骨・筋肉 ├悪性骨腫瘍 ├軟部肉腫(成人) └軟部肉腫(小児) |
☆その他 ├原発不明がん └遺伝性腫瘍・家族性腫瘍 |
| ☆白血病 ├白血病の原因、症状、診断と治療の基本 ├急性骨髄性白血病 ├急性リンパ性白血病 ├骨髄異形成症候群 ├慢性骨髄性白血病・慢性骨髄増殖性疾患 ├成人T細胞白血病リンパ腫 └白血病(高齢者) |
☆多発性骨髄腫 ├多発性骨髄腫の原因、症状と診断 ├治療と支持療法 ├造血幹細胞移植 └新しい治療法(分子標的療法)‐サリドマイドおよびその誘導体、ボルテゾミブ |
| ☆悪性リンパ腫 ├悪性リンパ腫 ├悪性リンパ腫の病理組織像 ├ホジキンリンパ腫 ├中高悪性度リンパ腫 ├バーキットリンパ腫 ├リンパ芽球性リンパ腫 ├濾胞性リンパ腫 ├マントル細胞リンパ腫 ├MALTリンパ腫 ├NK細胞リンパ腫 ├脳のリンパ腫 ├皮膚のリンパ腫 ├造血幹細胞移植1)自家移植 ├造血幹細胞移植2)同種移植 ├新しい治療・新しい薬 └放射線治療の実際 |
|
がんの種類
膀胱がん【がんに効く食品サプリメント】
1.膀胱がんとは
膀胱は骨盤内にある臓器で、腎臓でつくられた尿が腎盂、尿管を経由して運ばれた後に、一時的に貯留する一種の袋の役割を持っています。膀胱がたまった尿で伸展されると、それを尿意として感じ、筋肉が収縮することによって排尿して、膀胱より尿を出しきるといった働きがあります。膀胱の表面は移行上皮という名前の上皮でおおわれ、伸縮性に富むことが特徴的です。膀胱がんは、この移行上皮ががん化することによって引きおこされ、組織学的には移行上皮がんが全体の90%を占めています。
膀胱がんの統計
尿路がん(腎盂、尿管、膀胱)の中で、膀胱がんが最も死亡数が多く、7割以上を占めます。罹患(りかん)数でも膀胱がんが最も多く、尿路がん全体の約半数を占めます。
年齢別にみた膀胱がんの罹患率は、男女とも60歳以降で増加し、40歳未満の若年では低いです。また、男性のほうが女性より膀胱がん罹患率が高く、女性の約4倍です。
罹患率の国際比較では、膀胱がんは欧米白人で高く、日本人を含む東アジア系民族では、本国在住者、アメリカ移民ともに低い傾向があります。
膀胱がんの原因
膀胱がんの確立されたリスク要因は喫煙であり、男性の50%以上、女性の約30%の膀胱がんは、喫煙のために発生するとの試算があります。また、職業性曝露(ばくろ)による、ナフチルアミン、ベンジジン、アミノビフェニルも確立したリスク要因とされています。発展途上国では、ビルハルツ住血吸虫症がリスク要因である可能性が高いとされています。その他、リスク要因の候補として、フェナセチン含有鎮痛剤、シクロフォスファミド、コーヒー、塩素消毒した飲料水が挙げられていますが、疫学研究では一致した結果は得られていません。
膀胱がんのタイプ
膀胱がんは、大きく分けて3つのタイプがあります。
1.肉眼的に、ちょうどカリフラワーか、いそぎんちゃくのように表面がぶつぶつとなっているかたちをしたがん(乳頭がんともいいます)で、膀胱の内腔に向かって突出しています。しかし、がんの病巣は、膀胱の粘膜にとどまっていることが多く(表在性がん)、転移や浸潤(しんじゅん:がんが周囲に拡がること)をしないものです。
2.1.のタイプのがんと異なり、がんの表面は比較的スムーズ(非乳頭がん)で、こぶのように盛り上がったものから、膀胱粘膜下に進展して粘膜がむくんで見えるものまでさまざまです。このがんは、膀胱を貫いて、壁外の組織へ浸潤しやすく、また転移しやすい特徴があります。
3.膀胱の表面には、ほとんど隆起した病変を生じませんが、膀胱粘膜壁に沿って悪性度の高いがん細胞が存在している状態(上皮内がん)です。初期のがんではありますが、無治療でいると浸潤性のがんになっていきます。
これらのがんでは、それぞれ性格がかなり違っているために、どのタイプであるかによって治療法が異なってきます。また、膀胱がんは膀胱内に多発する傾向があるばかりか、尿の流れの上流である尿管や腎盂にも同様の病変が存在している場合がありますので注意が必要です。
2.症状
1)肉眼的血尿
膀胱がんの初発症状として、最も多く認められる症状です。膀胱炎と違って、痛みは伴わないことが一般的です。数日経過すると突然血尿が止まってしまう場合がありますが、心配ないということは決してありません。しかし、血尿があるからといって、必ずしも膀胱がんをはじめとする尿路系のがんがあるとも限りません。
2)排尿痛
ときに、膀胱がんの初発症状が排尿時痛や下腹部の痛みで出現する場合があります。この症状は膀胱炎と非常に類似していますが、抗生剤を服用してもなかなか治らないことが特徴です。
3)背部痛
初発症状になることはまれですが、膀胱がんが拡がり尿管口を閉塞することによって、腎臓がつくり出した尿が膀胱まで流れず、尿管、腎盂が拡張してくることがあります。これを水腎症と呼んでいますが、水腎症になると背中の鈍痛を感じることがあります。
3.診断
膀胱がんは、膀胱鏡を行うことによってほとんどが診断できます。尿にがん細胞が落ちているかを調べる尿細胞診も有効な検査です。しかし、小さな乳頭状のがんでは、尿細胞診ではっきりがん細胞と断定できないことがあります。ひとたび膀胱がんが見つかった場合には、他のがんと同様に、CTや胸部X線撮影、腹部のエコーなどでその拡がりと転移の有無を調べる必要があります。しかし、乳頭状のがんは転移したり局所で浸潤するようなことはまれですので、必ずしも全身の転移の検索は必要ではありません。また、膀胱にがんが見つかった場合、同じ移行上皮でおおわれている腎盂・尿管にも同様のがんが見つかる場合がありますので、腎盂・尿管の病変の有無をチェックする排泄性腎盂造影検査を行う必要があります。がんの確定的な診断には、腰椎麻酔下に膀胱粘膜生検が必要です。
がんの種類目次へ
国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載
がんの種類
前立腺がん【がんに効く食品サプリメント】
1.前立腺がんとは
前立腺の構造
前立腺は男性にだけあり、精液の一部をつくる臓器です。前立腺は、恥骨(骨盤を形成する骨のひとつで、下腹部に触れることができます)の裏側に位置し、栗の実のような形をしています。この前立腺にがんが発生する病気が前立腺がんです。
前立腺がんの統計
年齢別にみた前立腺がんの罹患(りかん)率は、65歳以上で増加します。罹患率の年次推移は、1975年以降増加していますが、その理由の1つは、Prostate Specific Antigen (PSA)による診断方法の普及によるものです。この方法によって、従来の直腸指診では困難であった早期のがんが発見されるようになりました。
死亡率の年次推移は、1950年代後半から90年代後半まで増加し、その後横ばい状態です。
日本人の罹患率は、欧米諸国およびアメリカの日系移民より低く、欧米諸国の中ではアメリカ黒人の罹患率が最も高い傾向があります。
前立腺がんの発生
がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。
前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると 日本人でも70歳を超えると2〜3割、80歳を超えると実に3〜4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるということです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差があり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が高いとされています。
前立腺がんの原因と予防
前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。動物実験などから、アンドロゲンが前立腺がん発生に重要な役割を果たしているのではないかと考えられてきましたが、現在のところ、疫学研究ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘されています。
食事・栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜・果物、カロテノイド(なかでもリコペン)、ビタミンE、セレン、ビタミンD、イソフラボンなどが候補に挙げられています。喫煙、体格、アルコール、身体活動についても、関連の可能性が探られています。
2.症状
他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。
前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。
3.診断
PSA検査
前立腺がんの診断に関して、最も重要なのは前立腺特異抗原(PSAピーエスエー)とよばれる腫瘍マーカーの採血です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーであり、基本的に前立腺の異常のみを検知します。PSA値の測定は前立腺がんの早期発見に必須の項目です。ただPSA値が異常であれば、そのすべてががんになるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりません。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4〜10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には25〜30%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合には50〜80%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。
PSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、PSA値が1.1 ng/ml〜正常値以下では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン 2006年版 日本泌尿器科学会編 金原出板)
PSA値に異常が認められる場合
PSA値に異常が認められる場合、専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。
確定診断のための前立腺生検
PSA値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6ヵ所かそれ以上から組織を採取する「系統的生検」が一般的です。これは画像で異常がない場所からも前立腺がんが発見されることが多々あり、診断率を高めるためにある程度の本数が必要だからです。
グリーソンスコアー
顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をグリーソンスコアーとよばれる病理学上の分類を使用して表現します。これはがんの悪性度を5段階に評価するものです。「1」が最もおとなしいがんで、「5」が最も悪いがんを意味します。前立腺がんの多くは、複数の、悪性度の異なる成分を有しているため、最も多い成分と次に多い成分を足し算してスコアー化します。これがグリーソンスコアーです。たとえば最も多い成分が「3」で次に多い成分が「4」の場合、「3」+「4」=「7」と評価されます。グリーソンスコアーの解釈ではスコアーが「6」か、それ以下は性質のおとなしいがん、「7」は前立腺がんの中で最も多いパターンで中くらいの悪性度、「8」〜「10」は悪性度の高いがんと理解されます。この分類は治療法を考えるうえでとても大切です。
画像診断
前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、Computed Tomography(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、Magnetic Resonance Imaging(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。
CTはリンパ節転移やがんの周辺への進展の有無を確認するために施行されます。MRIでは前立腺内でがんが存在している場所や前立腺内にがんがとどまっているか、あるいは前立腺外への進展がないか、精嚢への浸潤がないか、など特に治療として手術療法が考慮される場合には有用な情報が得られます。ただ全例に必要というわけではなく、専門医は状況を判断して必要な場合にどちらか、あるいは両方の検査を指示します。
骨シンチでは骨に異常がある場合には集積が強く描出されます。集積の度合いやそのかたよりなどにより骨転移があるかどうかを判定します。
がんの種類目次へ
国立がんセンターがん対策情報センターより一部転載
