肝臓がん患者25人から採取したがん細胞の全遺伝情報を調べたら、
約60パーセントのDNAの読み取りに関わる遺伝子に何らかの異常のあることが、理化学研究所と国立がん研究センターのチームの分析で明らかになったそうです。
異常DNAはがん化の原因の可能性が高く、この異常遺伝子に狙いを定めて
がん細胞にダメージを与える分子標的薬という抗がん剤の開発につながると期待される。
研究チームは、患者から採ったがん細胞27サンプルと正常な細胞の全遺伝情報を、
東京大医科学研究所のスーパーコンピューターを使って約2年間解析したそうです。
その結果、16サンプルで、遺伝子の立体構造を制御し、
DNAの転写に関わっている10の遺伝子に異常がありました。
これらの遺伝子はもともと細胞のがん化を抑える働きをしていますが、
ウイルス感染や飲酒などによって遺伝子が異常となり、
がん化の原因になった可能性が高いとのことです。
ウイルス感染はまだしも、飲酒が原因でがんになるのは…
おちおちお酒も飲んでいられないですね。
がんにならない為には、がんになりやすい食べ物や飲み物を
極力摂らないようにしなければいけませんね♪